みなさんは定期ECシステムを導入する目的が明確化されているでしょうか。
実は導入目的がはっきりしていることは大切なことであり、ショップの売り上げに直結する要因でもあります。
導入目的が明確であるということは、すなわち自社ショップにおいて何が必要であるのかを理解しているということになります。
必要であるから定期ECシステムを導入する、選ぶべきシステムを選べているからこそ売り上げが上がります。
今回は定期ECシステムによりどんな問題が解決されるのかを中心に解説します。
1.広告効果を見える化
ショップを運営していくにあたり、必ず広告を活用するタイミングが出てきます。
広告の種類には、「WEB広告」「紙媒体」「チラシ」「ポスター」「CM」など数多くの種類がありますが、これらの広告効果を数値で表すことは難しいと言われています。
なぜなら、本当にその広告から来店されたのかは分からず、来店動機は何かということをアンケートにより知るしか方法がないからです。
しかし、今出している広告効果をある程度具体的に見える化できるとしたらどうでしょうか。
実はそんな魅力的な定期ECシステムが存在します。
それは、「ECForce(株式会社SUPERSTUDIO)」です。
分析機能では業界でもトップクラスであり、あらゆるデータを見える化できます。
特に優れている点として、今出している広告すべてから、どれだけのお客様の集客があり、どのくらい購買に至っているのかという具体的な数字まで可視化でき、ある程度信憑性のある数字で叩き出すことが可能となっています。
また、広告効果のみならず、システム本来の機能も優れており、ショップに来店されたお客様の分析まで細かくかけることが可能です。
実際にショップに来店されたお客様のうち、購入ボタンをクリックするのは来訪者中約3割程度だと言われています。
このタイミングでなぜ残りの約7割は購入ボタンをクリックしなかったのかを分析できます。
LP画面にて画像や文章構成などを細かく変更することにより、微細な変化で購入率が上がるのかを徹底的に分析します。
さらに、カゴ落ちと呼ばれる購入ボタンをクリックした後の途中離脱についても分析が可能となっており、申請フォームの入力まで至らないとされる約5割がなぜ入力しなかったのかまで数値化します。
つまり、入力フォームまで移行するのが煩わしいなどの理由が分かることにより、入力フォームの簡略化を図るなど、ショップ運営における問題点の解決へとつながるのです。
分析機能とショップ運営は切っても切り離せない関係にあり、分析を制する者が経営を制すと言っても過言ではありません。
このように、分析をすることで今のショップ運営が正しい方向へと進んでいるのかどうか、広告戦略が正しいのかどうかを細かく分析できます。
2.リピーターを増やす
定期購入においてリピーターの存在は欠かせません。
安定して定期購入してくれるお客様がいるからこそ、ショップ運営は成り立ちます。
このリピーター作りで試行錯誤されている企業は多く、経営戦略における永遠の課題でもあります。
では、どのようにリピーターを増やしていくかについてですが、リピーター特化型の定期ECシステムに答えがあります。
単品通販に特化したリピスト(株式会社PRECS)をオススメします。
リピストでも圧倒的に支持を集めている機能が「アップセル機能」です。
これは初回購入のお客様を定期購入へと引き上げる機能であり、定期購入することにより、どれだけ価格的にも数量的にもお得であるのかを視覚的に訴えます。
もともと購入を決めているお客様であることから、その効果は絶大です。
また、「サブスクストア(テモナ株式会社)」では、管理面と販売促進を一元化したクラウド型システムを採用しており、すべての機能が連動しています。
連携型機能のメリットとして、広告の効果測定をした後、効果のある広告により力を注げる、売れ筋商品の売れる理由を分析することで、顧客属性を把握しやすいというメリットがあります。
お客様のリピート化を促すメール配信を活用する場合でも、顧客属性を把握した上で適格なアプローチができるため、より効果の出しやすい環境が構築されています。
顧客アプローチに優れた定期ECシステムはたくさんありますが、分析機能など他の機能と連携し円滑なアプローチができるかどうかもチェックしておきましょう。
3.豊富な決済方法を用意する
ショップ運営において売り上げがアップしない、リピーターが増えないなど、さまざまな理由が挙げられますが、これらに該当する原因として「決済方法の不便さ」も挙げられます。
クレジットカードが利用できない、代引きが利用できないなど、お客様によっては代引きでしか決済したくないというお客様もいます。
そんな中でいくら商品に魅力があったとしても、希望している決済方法でなければ、それだけで購買動機を失ってしまう危険性があります。
そこでオススメしたいのが、コスト面や機能面も大切ですが、豊富な決済方法も用意しておくことが重要だということです。
ご自身が通販ショップで商品を購入したときのことを少し思い返してください。
商品に興味を持ち、意を決して購入ボタンを押したにも関わらず、決済画面で希望決済方法が見つからない絶望感を。
こうなってしまっては、二度とショップを利用してもらえない可能性すらあります。
こうならないためにも、充実した決済は購入への第一歩だと言えます。
4.困ったときのサポートチーム
基本的には、定期ECシステムを導入し迷ったり困ったりした場合には、迷わずサポートを利用しましょう。
なぜなら、定期ECシステムの提供会社としても、導入店舗の悩みを解決し売り上げアップにつながれば、その成果がそのまま双方の利益とつながるからです。
つまり、サポートとしても悩みがあれば迷わず相談してほしいというスタンスであり、分からないことを分からないままにしておくことは、双方の不利益でしかありません。
1日に何度も問い合わせて申し訳ない、恥ずかしいなどの気持ちは一旦隅に置いておいて、積極的にサポートを頼ってください。
まとめ
今回は定期ECシステム(ASPカート)を導入することによって、ショップ運営におけるさまざまな問題点が解決できることを解説しました。
ショップ運営において、「集客」「リピート化」「売上アップ」など、さまざまな課題がありますが、これらを総合的に解消してくれる定期ECシステムはたくさんあります。
複数社を検討することで理想のシステムと出会い、それが自社ショップにとってかけがえのないパートナーとなるでしょう。
導入後に気をつけるべき点として、導入したことに満足してしまい、システム運営をそのままにしておくことだけは避けましょう。
宝の持ち腐れとなることほど、無駄なコストはありません。
ぜひ定期ECシステムを導入した後ほど、システムに対して興味を持ち、どのように運営していけば売り上げアップにつながるのかを模索し続けてください。