定期ECシステム(ASPカート)を導入する主な理由として、業務改善やリピーター作りが挙げられます。
導入する上でのメリットはたくさんありますが、それはショップの形態により異なります。
そこで今回は、さまざまな視点から定期ECシステムを導入するメリットを考えていきます。
自社ショップに今何が足りていないのか、どこを改善すべきなのかを考えながら参考にしてください。
1.ショップ目線でのメリット
ショップの立場で定期ECシステムを考えると、もっとも導入する理由として挙げられるのが「売上アップ」です。
決して安くないランニングコストを支払い続けるのも、その分売り上げへとつながるからです。
優秀な定期ECシステムが多いため、導入する上で迷われることも多いと思います。
そこで、売り上げアップにつながるシステムをいくつか紹介します。
たとえば、ランキング1位の「ECForce(株式会社 SUPER STUIO)」では、徹底した売上アップを追求しています。
コンバージョン率(お客様がどのくらい購入まで至ったかという指標)は業界1位であり、もっとも売れるといってもいい定期ECシステムです。
つまり、会社としてどのようにすれば商品が購入してもらえるのかというノウハウが分かっているため、それを生かしたLP作成やメール配信が効果を発揮しています。
集客に悩んでいる、とにかく売り上げを上げたいという場合には、ECForceで問題点が解決できるでしょう。
また、売り上げをアップさせるためには、顧客情報の分析も必要不可欠です。
分析と言えば、スマイルツールズ(アンダス株式会社)が優秀な分析機能を搭載しています。
月にどのくらいショップの訪問者がいて、そのうち何人が購入まで至っているのか、購入ページまでいくものの最終的にカゴ落ちしている理由はなにかなど、あらゆる角度から分析が可能です。
このように細かく分析できるため、どの広告の反響が良いかが分かり、広告費を削減するのか、または増額し広告戦略を拡大していくのかが検討できます。
もっとも集客力のあった広告に力を入れられるため、効率よく集客から販売までこなせます。
もちろん各顧客状況に合わせた形でのメール配信も可能なため、リピート率アップにもつなげられます。
定期ECシステムは、月々のランニングコストは決して安くはありません。
しかし、導入すれば導入しただけの成果は必ず生み出せるシステムが構築されています。
迷っている暇があるのであれば、迷わずお気に入りの定期ECシステムを導入してしまいましょう。
2.ユーザー目線でのメリット
ショップを利用するユーザー目線で考えると、定期ECシステムほど利便性が高く、購買意欲がそそられるサービスはありません。
定期購入とは言葉の通り、定期的に購入できるシステムであり、わざわざ毎月めんどうな購入手続きをする必要もなく、自動的に商品が自宅へと送られてきます。
また、定期購入をしていなかったお客様であったとしても、そろそろ商品が切れるかなというタイミングで、新作やお買い得商品の情報がメールにて届くため、迷わずに再度購入までたどりつくことが可能です。
さらに、豊富な決済方法が用意されていることにより、状況に合わせてさまざまな支払い方法を選択できることも便利です。
購入手続きに手間が掛からず、支払いもスムーズに済むことは、ユーザーとしても利用しやすい環境です。
リピスト(株式会社PRECS)のように、最短2クリックでの購入も可能となっているため、ランキングでご紹介している定期ECシステムでは、カゴ落ちの心配がないものばかりをご紹介しています。
3.導入時に気をつけるべきポイント
非常に便利で集客性もある定期ECシステムではありますが、導入を決定する前に確認しておかなければならないことがあります。
それは選んだ定期ECシステムが自社のショップ形態に適しているのかどうかです。
単純に売り上げをアップさせたいから人気のシステムを導入するのでは、出る成果も出てくれません。
まずは、自社のショップに何が足りていないのかを見極める必要性があります。
大元である顧客の集客ができていないのか、それとも集客はあるもののリピーターとして定着しないのかなど、弱点を分析してみましょう。
ショップを運営する上で分析することは欠かせません。
まったく分析ができず二進も三進もいかないという場合には、分析機能がすぐれた「スマイルツールズ(アンダス株式会社)」のようなシステムを導入すべきです。
スマイルツールズでは、購入に至るお客様とそうでない方の原因をすべて数値化し分析をかけることが可能です。
ある程度の分析ができており、集客に自信がないという場合には、MakeShop(GMOメイクショップ株式会社)のように外部連携できるサービスがオススメです。
Yahoo!ショッピングへの商品掲載や価格.comへの商品掲載が可能となっており、従来までの広告以外からの新規集客が見込めるシステムとなっています。
集客の窓口は広いほうがよく、より多くの方にショップの存在を知ってもらうことこそが、新規集客への近道であると言えます。
このように、今の自社ショップでの弱点が分かることにより、導入すべき定期ECシステムの傾向が明確に見えてきます。
相性の良いシステム導入を検討したい方は、ぜひランキングや定期ECシステム詳細ページもご活用ください。
4.定期ECシステム(ASPカート)の選び方
最近ではAI技術も向上し、様々な定期ECシステムが開発されています。
数あるASPカートの中から、自社ショップに適したシステムをどのように選べば良いのでしょうか?
答えはとても簡単です。
基本的には、ご自身やWEB担当者の方がもっとも魅力的だと感じるシステムで構いません。
もちろんそこには、システムを導入するにあたっての理由が必要となります。
たとえば、集客の強化を図るため、他サイトと連携が取れるシステムだから導入するなど、明確な理由があれば導入するに値します。
それぞれの定期ECシステムのメリットを比較検討して、どれが自社の弱点を強化してくれるのかを中心に見ていくと良いでしょう。
ポイントとしては、「ECForce(株式会社 SUPER STUIO)」や「スマイルツールズ(アンダス株式会社)」など、分析機能が強力な定期ECシステムがオススメです。
なぜなら、見えない部分のデータを「見える化」できるため、その都度ショップの運営を見直し、方向転換することが可能だからです。
日頃からデータをよく分析している方であれば、なおさら効果的にシステムを使いこなせるでしょう。
まとめ
今回は定期ECシステム(ASPカート)を導入するメリットを中心に解説しました。
ショップ目線とユーザー目線でメリットをお届けしましたが、結局のところ、双方のメリットは共通していることが分かったと思います。
消耗品を中心とする通販を利用するユーザーにとっては、購入する先は山ほどあるため、いかにお気に入りの店舗として認めてもらうのか、思い出してもらうのかという点が大切です。
そのためにも、顧客情報をしっかりと分析できる機能を搭載しており、その情報をもとに的確にアプローチできるシステムを導入することが求められます。
オススメの定期ECシステムにつきましては、詳細ページを用意しているため、ぜひそちらを参考に選んでみてください。